春の特別陳列

大原美術館所蔵品と共に

~児島虎次郎とゆかりの画家たち~

    会 期 :3月10日(木)~5月15日(日) 場 所 :高梁市成羽美術館 2階絵画展示室
    主 催 :高梁市成羽美術館
    休館日 :毎週月曜日(ただし3月21日は開館、翌日休館)
    開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
    料 金 :一般500円、高大生300円、小中生200円
    65歳以上の方は無料(証明書を提示ください)
    高梁市小中学校の生徒は、学校休業日は無料







    児島虎次郎《籐椅子の女》 大原美術館蔵
    安井曾太郎《葡萄図》 大原美術館蔵


     児島虎次郎の生誕130年を迎える本年、春(4月3日)に生まれた画家によせて、特別陳列「児島虎次郎とゆかりの画家たち」を開催します。

    画業を振り返る時、個性豊かな画家仲間たちとの出会いが、47年という短い生涯を彩りあるものにしていたことがうかがえます。岡山出身の徳永仁臣、満谷国四郎、吉田苞、中山巍、東京美術学校の同窓生である太田喜二郎、熊谷守一、安井曾太郎、前田寛治。さらには「馬の画家」として知られる坂本繁二郎など、その交流は広く展開されていました。

    特に、留学画家同士は、慣れない外国暮らしを互いに支え合い、切磋琢磨したことでしょう。本企画では、これまで紹介される機会の少なかった児島虎次郎作品とゆかり画家たちの作品あわせて52点を展観し、児島の豊かな交友関係や当時の洋画界で繰り広げられた闊達な絵画表現のエッセンスを伝えます。



    児島虎次郎《紫苑と少女》 高梁市成羽美術館蔵


    満谷国四郎《裸婦》 大原美術館蔵