成羽美術館は、成羽町出身の洋画家 児島虎次郎(1881‐1929)の遺徳を顕彰するため、昭和28年に県下初の町立美術館として開館しました。
2度の衣替えを経た現在の建物では内容も拡大し、絵画展示室のほか、児島が外遊中に集めたエジプト遺物などを紹介するオリエント展示室、成羽地域で採取された日本最古の植物化石を展示する化石展示室などを有した複合美術館となっています。またコンサートやワークショップ、地域の人々の創作活動発表の場として多目的展示室も備えています。
美術館では新築開館以来「児島虎次郎とその周辺シリーズ」をスタートさせており、併せて若手の現代美術家の活動にも着目した個展形式のシリーズ企画展も開催しています。
[ 企画展・特別展 ]
「大原美術館所蔵品と共に
~児島虎次郎とゆかりの画家たち」
平成23年3月10日(木)~5月15日(日)
[ 常設展示 ]
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ここでは児島虎次郎の遺作絵画を中心に展示しています。 |
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児島虎次郎が数度にわたる訪欧、訪中の際に収集した古代エジプトを中心としたコレクションを展示しています。 児島虎次郎の画家の目を通して選ばれた遺物をご覧いただけます。 |
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日本の陸上に初めて森林ができて、それが無煙炭まで生成したのは成羽地方で、約1億8千万年前の地質時代(中生代三畳紀)といわれています。 一地方から多種類の化石が産出するのは珍しく、注目されています。 |
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